2015年4月19日日曜日

ふかみ英一郎は「土日夜間議会の実現」を「自分の仕事を続けながら」目指します(千代田区議選)



千代田区議に立候補することになりました。ふかみ英一郎です。

今回の立候補の目的はひとつ。「ふつうの人が、働きながら参加できる議会をつくる。そのために議会を土日や夜間の開催とする」です。

自分自身も「普通に働きながら」そのような議会をつくることを目指したいと思います。

詳しくはこちらのページをご覧ください
http://donichiyakan.jp/

これまで地方議員になるには、仕事を辞めて挑む必要がありました。なぜなら、平日昼間に議会が開かれているからです。

先日の統一地方選前半戦で実に勇気ある挑戦をし、「ニート候補」として有名になった千葉市議会議員候補、上野竜太郎さんのツイートをみると、このような言葉があります。


===
普通の、しかし志ある一般人が立候補を諦める理由で最も多いものに「現在の仕事の問題」と「お金の問題」があります。
社会人が立候補しようと思えば、まず会社を辞めなければなりません。
上野さんのツイートより)
===


確かにその通りで、これまでは議員になるなら、仕事を辞めざるをえませんでした。もちろん兼業してはならないという規則などはないのですが、議会が平日の昼間におこなわれているため、事実上働きながら議員をやるというのは不可能でした。

今回の立候補の一番の目標は、そこを変えていこう、ということです。

そのために「土日夜間議会」というチームをつくり、土日夜間議会の実現のために動き出しました。

土日夜間議会 http://donichiyakan.jp/

そして今回、土日夜間議会という考えに共鳴する候補者3名、岩﨑孝太郎さん、北島敦子さん、そしてわたくし深水英一郎が千代田区議選挙に出ます。

千代田区は25人定員のところ40名ほどの立候補者がいるとのことで、激戦区だそうです。


■みんなでつくるメディアと、みんなでつくる地方議会


「土日夜間議会」という考え方、少し未来を行っているように思われるかもしれませんが、欧米各国の地方議会は「土日・夜間開催」で、普通の人が仕事を持ったまま議員になる、ということが当たり前のようにおこなわれているそうです。

むしろ、議員というものがプロ化している日本の方が特殊。仕事を投げ打って、背水の陣をしいて決死の覚悟で立候補し挑むのが日本の候補者の姿ですが、「仕事を投げ打てるかどうか」が議員になれるかどうかの前提になってしまうのは明らかにおかしいです。まずは、優れた人であれば、誰でも議員になれるようにすべきでしょう。これは、地方議会が日常の延長線にあるためにも大事なことだと思います。

議員であり続けることが仕事になってしまうと、その立場を守るのが最大の目的となってしまいがちです。議会の中がプロの議員ばかりだと、こういった弊害が出てきてしまいます。

地方の政治を専門的に扱うプロの人もいて、普通に仕事を持ち働いている兼業の人もいる。それらを支えるブレーンがいる。多様な意見・識見を集めるためにはこのバランスが必要です。

私自身、参加型メディアサイトを運営してきましたが、その中で執筆している人にはプロのライターの人もいますし、普段は仕事を持っていて夜や休日だけ執筆するという人もいます。プロの人は、安心して読める記事を書き安定したヒット記事を出します。兼業の人や趣味で記事を書いている人は、意外な切り口で読者を楽しませ、時にホームラン級のヒットとなる場合があります。プロの人もいて、普通の感覚をもった普通に働いている人もいる。このバランスがちょうど良いと面白いサイトになります。

日本の地方議会においても、プロの発想と、普段は他の仕事をしている普通の人の発想が良いバランスになれば、市民のみなさんに関心を持ってもらえる良い議会をつくっていけるのではないかと考えています。

ネットメディアの世界はここ20年で大きく変化し進化しました。しかし地方議会はどうでしょう。投票率も下がり、議員のなり手がいなくなっています。

地方議会を変えるこれらの議論はこれまで机上でおこなわれてきましたが、今回は実際にそれを実行し、本当に実現することが目的です。

これまでなら絶対に立候補できなかった人たちが立候補し、議員になれる。千代田区議選は、そんな世の中にするための第一歩だと思っています。

議会を変えるためには議会の中でもインパクトのある議席が必要です。今回の3名ともに議会へまいりたいと考えています。土日夜間議会の応援、よろしくお願いいたします。

■土日夜間議会 候補者

いわさき孝太郎(岩﨑孝太郎)
北島あつこ(北島敦子)
ふかみ英一郎(深水英一郎)


(執筆:ふかみ英一郎)



0 件のコメント:

コメントを投稿