2015年4月22日水曜日

千代田区議会の「1日4時間」(千代田区議候補 ふかみ英一郎)


千代田区議選に立候補しました、ふかみ英一郎です。引き続き、千代田区議会に関する話題を。

千代田区議会の「1日4時間」。

これは区議会が開かれる1日あたりの時間です。

それも、平日「午後1時から5時まで」となっています。

「議会を平日昼間やる」なんてことは、法律でも条令でも決まっていません。

しかし千代田区の場合、議会が決めた内部的な規則「千代田区議会議会規則」というものがあり、議会は「平日」の「午後1時から5時まで」と決められてしまっているのです。

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千代田議会議会規則 より
会議時間)第8条 会議時間は、午後1時から午後5時までとする。ただし、議長において必要があると認めて会議に宣告することにより、繰上又は延長することができる。2 会議時間の繰上又は延長の動議については、議長は、討論を用いないで、会議にはかつて決める。3 会議の開始は、号鈴で報ずる。
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「1日4時間」

そういう風に、自分たちで規則をつくり決めてしまっているのです。
もちろんこれは議員が力を合わせれば変えることは可能です。

わたしたち普通に働いている人は、1日8時間や9時間拘束されます。

しかし、千代田区の議会は1日4時間しかやらないという決まりです。
地方議会は全国平均すると年間90日程度しか開かれておりません。
千代田区議会について詳しく調べてみると、議会が開かれていた時間は193時間19分(議員一人あたり平均)だったそうです。

それで1年間の報酬は1300万円以上。
時給になおすと、6万7千円となります。

時給6万7千円。これはあまりにも高過ぎるとおもいます。

地方議員はそれぐらい報酬をもらって当然だという方がいます。
しかしそれが当たり前だという納得できる理由は誰も語ってくれません。

わたしたちのような、普通に働いている人が議会に入り、土日や夜間に議会を開くことが実現すれば、兼業議員も増え、これら地方議員の報酬を減らし適正化することも可能です。

わたしたちは、第一段階としてこの議員報酬を半額に減らしたいと考えています。

いきなり報酬を大幅にカットしてしまうと、生活に困る専業の議員さんも出てくるでしょう。ですので、まず最初は半額、さらに議員の働きに応じて報酬が支払われるような仕組みを検討していきたいと考えています。

「土日夜間議会改革」という言葉の中には、こういった約束も含まれています。

選挙後、議案を出していくためには、土日夜間議会の3名の立候補者全員が当選しなければなりません。土日夜間会議所属の議員への応援、よろしくお願いいたします。

■土日夜間議会 候補者
いわさき孝太郎(岩﨑孝太郎)
北島あつ子(北島敦子)
ふかみ英一郎(深水英一郎)


(執筆:ふかみ英一郎)


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